子なし夫婦の老後は寂しい?不安?知っておくだけで安心な情報まとめ!

DINKsについて

 こんにちは。ごろりみです。

 32歳の共働き子なし夫婦(DINKs)です。

 20代の頃に、子どもが欲しいと思って婚活し、結婚しましたが、結婚後1年ほど経ってから、夫の不妊が判明。その後、色々な葛藤がありましたが、今はDINKsとして前向きに生きています。

 DINKsの老後について、人によっては「惨め」、「寂しい」などのイメージがあるかもしれません。特に、周りに子なし夫婦が少なかったりすると、自分の老後のイメージが湧かずに、なんとなく不安になってしまうかもしれません。

 私自身も、子どもがいないことによる不安はあります。でも、これから紹介する情報を知り、少し行動しただけで、漠然とした不安はだいぶ和らぎました。

 中には、「まだ今は使う必要がないかな」と思うものもありますが、「いざとなったらこれがある!」と思えるシステムを知っておくと、安心につながります。

 せっかくお金と時間の自由度が高いDINKs。漠然とした不安で今を潰してしまうのではなく、どうせなら正しい情報を手に入れて今を楽しんで生きたいですよね。

 そこで、今回は、DINKsの老後についての不安と、知っておくだけで不安を払拭できる情報を3項目にまとめてみました!最後まで読んでいただけると嬉しいです!

不安①介護・けがのときの面倒を配偶者以外に頼めない!配偶者もいなくなったら?

 はじめに言っておきますと、親の介護のために子どもは産まれるわけではありません。

 しかし法律上、親は子どもを扶養する義務があり、子どもには親の介護をする義務があります。

 子どもがいないと、重大な交通事故や認知症になったときに頼れる相手が少ないのでは?と不安になっている方も多いかもしれません。

 結論から言うと、お金を出せば、自分が判断能力を失ったときに備えて、必要な手続きをいろいろと代行してくれるプロと契約を結ぶことができます。

 ある意味、子どもに面倒を見てもらうことを期待するより、安心で気が楽かもしれません。

 民法には、「成年後見人制度」という、認知症、知的障害、精神障害などによって判断能力が十分ではない方を保護するための制度があります。

 成年後見人制度の中には、任意後見という制度があり、認知機能が低下する前に本人が選んだ「任意後見人」とあらかじめ公正証書で契約することができます。任意後見人は、配偶者でも良いですが、弁護士や司法書士などの専門家に相談すると安心です。

 相談料、公正証書作成にかかる費用を考えると、数十万単位となり、契約を更新し続けると更新料もかかりますので、数百万単位の出費を覚悟した方がよさそうです。

 また、後見に限らず、生前の入院・介護・死後事務手続きを代行してくれる団体もあります。

「りすシステム」というNPO法人は、病院や施設への入院・入居の際に身元保証人になってくれたり、成年後見契約、死後の事務手続きを代行する「生前契約」を結ぶことができます。

 生前契約も、数百万単位の出費を覚悟する必要はありますが、いざというときに使える制度として知っておくと安心です。

不安②お金に余裕がある分、使いすぎてしまう!老後に必要なお金を残せるのか?

 お互いに稼ぎのあるDINKs。財布は夫婦別に管理していて老後の蓄えは二の次、高収入で毎月贅沢三昧!なんて方もいるのではないでしょうか。

 しかし、子どもがいない分、老人介護施設へ入居することを見越して若いうちから老後の資金計画を立てておくことが賢明です。

そうは言っても、なかなか自分では貯蓄できない…!といった方もいるかもしれません。

 会社員の場合、財形年金貯蓄制度のある企業であれば、55歳未満の方は定期的に給料から天引きして貯蓄しておき、60歳以降年金として受け取ることができます。

 そのような制度がある会社に所属していなければ、夫婦共通の先取り貯蓄用の口座を一つ作っておき、給与が入ったらそこに〇万円ずつ入れる、というように夫婦で決めておくのも一つの手です。

 私たち夫婦の場合は、現在、2~3年ほどの生活資金を現金で貯めています。

そして今は、各自、月に5万程度をiDeCoと積立NISAで運用しています。

 最初の手続きは少し面倒ですが、毎月証券口座に自動振り込み、積立設定にしておけば、自動的に老後の資金が積立できるのでおすすめです。

 来年以降の法改正で、積立NISAの非課税期間が無期限になり、1年間の非課税枠が40万→360万に増えることから、このタイミングで積立NISAを始めてみるのもいいかもしれません。

 積立NISAをやってみた解説については、また別記事で解説したいと思います。

不安③子どもがいないとコミュニティに入りづらい!孤独になるのでは?

 地域社会のコミュニティは、子どもがいないとなんとなく肩身が狭い、入りづらいところがあります。

 職場や親戚の集まりになじめず、つらい気持ちになっている方もいるかもしれません。

 しかし、今は昔と違い、職場・地域社会・親族だけがコミュニティではありません。

 趣味や習い事を通してコミュニティに入ることもできますし、オンラインコミュニティも充実しています。

 価値観の近い仲間と話すことで、人生を豊かに充実させることができます。

まとめ:不安は悪いことじゃない!賢く対策して良い老後を目指そう!

 最後に、老後の不安を感じることは、ある意味とても正しいことだと思います。

 ただ、不安を不安で終わらせてしまうと、せっかくの今を前向きに生きることが難しくなってしまいます。

 不安を不安で終わらせず、情報を知って賢く対策していけば、今を楽しく過ごすことができます。

 大切なパートナーとの人生、楽しく前向きに生きていきましょう!

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